おはようございます。
昨日から連載していますテキスト「事実を哲学する」
第2回となります。
今日は4〜5となります。
よろしくお願いします。
〜〜〜〜〜テキスト「事実を哲学する」見出し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5/23掲載 済
1.僕は事実に疑問を持っている。
2.事実とは何か?
3.事実に疑問を持つとは何か?
5/24掲載 今日
4.四川風ラーメンを広東風ラーメンに変えることは可能か?
5.時間とは何か?
5/25掲載予定
6.新しい事実とは何か?
5/26掲載予定
7.時間は流れるのか?
8.真実とは何か?
9.未来はどこにあるのか?
5/27掲載予定
10.どうして僕は事実に疑問を持ったのか?
11.四川風ラーメンの正体は何か?
12.未来は何ラーメンか?
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前回
4.四川風ラーメンを食べたことを広東風ラーメンを食べたことに変えることは可能か?
四川風ラーメンを食べたことを広東風ラーメンを食べたことに変えることは可能かを考えてみます。
言い換えれば、変えられないものを変えることは可能かを考えてみます。
もう食べた後だから四川風ラーメンを食べたこと広東風ラーメンを食べたことに変えることはできません。
食べる前なら食べたい四川風ラーメンを広東風ラーメンに変えることはできました。
別の書き方をします。
過ぎた事実を別の事実に変えることは可能かを考えてみます。
過ぎた事実を別の事実に変えることは、四川風ラーメンを食べたことを広東風ラーメンを食べたことに変えることです。
事実を別の事実に変えることはできません。
食べる前なら食べたい四川風ラーメンを広東風ラーメンに変えることはできました。
言い換えれば、後から変えることができないものが事実です。
後から変えることができるのであればそれは事実ではありません。
このことを言い換えれば、四川風ラーメンを食べたことと広東風ラーメンを食べたことは別の事実だということです。
四川風ラーメン食べたことを広東風ラーメン食べたことに変えることはできません。
5.時間とは何か?
ここで時間を登場させます。
時間は過去から未来に一方向に流れます。
時間が過去から未来に一方向に流れるから事実を別の事実に変えることができないのです。
時間が逆向きにも流れるのであれば事実を別の事実に変えることができます。
過去に戻って食べたい四川風ラーメンを広東風ラーメンに変えればいいのです。
逆の考え方をします。
事実を別の事実に変えることができないから、
時間が過去から未来に一方向に流れると考えるのです。
事実を別の事実に変えることができないことが原因で、
時間が過去から未来に一方向に流れることが結果です。
言い換えれば、事実を別の事実に変えることができるのであれば、
時間は逆向きにも流れるということです。
時間の流れと事実は密接な関係があります。
では、時間の流れと事実は密接な関係があるとはどういうことかを考えてみます。
ここで、時間が過去から未来に一方向に流れることを事実とします。
事実は時間が過去から未来に一方向に流れることです。
時間が過去から未来に一方向に流れることを事実としたので、
時間が逆向きに流れることは事実ではありません。
事実に反するから時間は未来から過去へ逆向きには、流れません。
時間は一方向に流れることが事実だから、
時間が未来から過去へ逆向きには流れないことは、
事実を後から変えられないことと同じことです。
事実を後から変えられるのであれば、
時間が未来から過去へ逆向きに流れるということです。
しかし、もし、時間が未来から過去へ逆向きにも流れるとしたら、
事実を後から変えられます。
逆の考え方をします。
もし、事実を後から変えられるとしたら、
時間は未来から過去へ逆向きにも流れます。
四川風ラーメンを食べたことを広東風ラーメンを食べたことに変えられるとしたら、
時間は未来から過去へ逆向きにも流れます。
事実を後から変えられることと、
時間が未来から過去へ逆向きにも流れること。
これは新しい事実です。
古い事実とは、
事実を後から変えられないことであり、
時間が未来から過去へ逆向きには流れないことです。
続く。
お読みくださりありがとうございました。
明読斎