キャッチコピーのこと
最近のキャッチコピーには法則があります。
どんな法則か?
それは、キャッチコピーの中に[、]読点が入るのです。
こちらのキャッチコピーのまとめを見れば分かります。
気持ちが悪くなるほど、キャッチコピーに[、]読点が入ります。
[。]句点というパターンもあります。
つまり何を言いたいのか?
キャッチコピーに[、]読点を入れれば、売り上げが上がるということです。
キャッチコピー風に言えば、
キャッチコピーに読点を入れれば、売れる。
キャッチコピーに[、]読点を入れると、どうして売れるのでしょうか?
僕の個人的な意見としては、言葉を分断させるからかなと思っています。
言葉を分断させるとは、つまり読み手の思考を分断するということ。
読み手の思考を分断して、キャッチコピーへの反論を減らす効果があるのだと思います。
[、]読点を入れて、キャッチコピーに空白を作ることで、読み手に空白を埋める思考が自動的に生まれます。
この自動的に生まれた思考は、読み手が勝手に埋めた、読み手にとって都合の良い思考です。
自動的に生まれた思考は、読み手にとって都合の良い思考なので、読み手が否定的な感情を生み出さず、肯定的な感情を生み出します。
[、]読点で気をひくということです。
こうすることで、
言い換えればキャッチコピーに賛同させる効果があるのだと思います。
完全に推測ですけれど。
しかし、企業は売り上げが上がるからやっているのでしょう。
日常的にキャッチコピーを見ていると、[、]読点だらけで気持ちが悪くなります。
キャチコピーへの賛同を防ぐ方法は、読点に言葉を埋め込むという方法があります。
企業の逆をやるのです。
例えば
キャッチコピーに読点を入れれば、売れる。
というキャッチコピーがあったとしたら、
[、]読点の部分に言葉を埋め込むのです。
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例えば、
キャッチコピーに読点を入れれば、売れる。
ではなく、
キャッチコピーに読点を入れれば商品が売れる。
[、]読点の代わりに、「商品が」という言葉を埋めました。
こうすることで、
なんだ。そういうことか。
何かと思ったけれど、 商品のことか。
どうでもいいや。
って思って終わりです。
キャッチコピーに賛同するのを防げます。
キャッチコピーに賛同するのを防ぐには、[、]読点に言葉を埋めましょう。
ではでは。
明読斎🐌📕