みなさんおはようございます。
今日は、職業訓練校の説明会を受けたときのことについて書きたいと思います。
僕は10年間IT系の会社に勤めていました。
病気をし、退職した後、再就職を考えました。
そこで、候補に上がったのが、職業訓練校に通うというものでした。
みなさんは職業訓練校ってご存知でしょうか?
職業訓練校(しょくぎょうくんれんこう)とは、1978年(昭和53年)に改正された職業訓練法において規定された公共職業訓練施設(現在の公共職業能力開発施設)の一つである。
当時弱気になっていた僕は、ネットで一番楽な仕事は何かと探していました。
そこでささやかれていたのがビルメンテナンスという仕事でした。
ビルメンテナンスはビルに常駐し、ビルの保全を行う仕事です。
ビルメンテナンスの仕事をするには、地域の職業訓練校で6ヶ月講義を受け、
ビルメンテナンス会社に就職するという経路をたどるのが一般的でした。
このネットの情報を鵜呑みにして、県内の職業訓練校のビルメンテナンスコースの説明会に参加しました。
説明会に参加してまず言われたのが、ビルメンテンナンスは一生20万円を切るぐらいの手取りを覚悟をする必要があるということでした。
当時の僕は、20万円を切るぐらいの手取りが一生続くことがどれだけ大変なことなのかをぼんやりとしか理解できませんでした。
20万円を切るぐらいの手取りでもまぁ別に大丈夫かなという気持ちでいました。
説明会では、ビルメンテナンスの仕事のひとつである、トイレの便器の中に落としたものを取り出す場合の対応の仕方を演習しました。
IT系会社の仕事とのあまりの違いにこんな仕事もあるのだと驚きました。
トイレの便器は、実は外れます。
トイレの水を抜き、便器を外して持ち上げ、逆さまにして落としたものを取り出します。
こういう仕事がビルメンテナンスの仕事です。
ネットでささやかれていた楽だという仕事が、僕にとってはあまり楽ではないことに気づきました。
他のビルメンテナンスの仕事には、蛍光灯の交換や、ボイラーの点検などがあります。
僕の住む地域の職業訓練校を受けるには、中学校卒業程度の国語と数学の入学試験を受ける必要がありました。
家に帰ってから、果たして職業訓練校に通うかどうかを悩みました。
悩んだ結果、職業訓練校に通うのを見送ることにしました。
職業訓練校に通うと就職へは近いと思います。
しかし、ビルメンテナンスの仕事がやりたい仕事かどうかと言われると、僕にとっては少し違うなと感じたからです。
結局、職業訓練校に通うのをやめて、今までやってきたIT系の仕事を再び始めました。
しかし、職業訓練校がどんなところか分かったのは僕にとっては、良い経験になりました。
僕の住む地域の職業訓練校には、他には、
・自動車整備
・機械CAD
・溶接・板金
・庭園エクステリア施工
・介護調理
などのコースがあります。
職業訓練校には条件を満たせば、毎月10万円の補助が出る職業訓練受講給付金という制度もあります。
僕の友人は職業訓練校に通いながら介護の勉強をして、今も介護の現場で働いています。
やりたい仕事が見つかれば、職業訓練校はとても便利な施設だと思います。
僕はこの先、職業訓練校の説明会にまた参加することも十分ありえます。
その時は、またブログの記事にしたいと思います。
以上、職業訓練校の説明会を受けたときのことでした。
ではでは。
明読斎🐌✨🚽