みなさんこんばんは。
いつもこちらのブログにお越しくださりありがとうございます。
本日3記事目の投稿です。
読書の秋ですね。
今回は、好き嫌いから書く 明読斎流 読書感想文の書き方をお話したいと思います。
僕はこちらのブログの前身のブログで、
読書感想文を書いていました。
そのブログを書いている中から編み出した読書感想文の書き方をご紹介します。
1.本を読んで感じた好きなことや人と、嫌いなことや人を書き出す。
例は、僕が阿佐田哲也さんの「麻雀放浪記」を読んだ感想です。
好きなことや人
・主人公が意外にうまく世の中を立ち回っていて好き。
・敵が個性豊かで好き。
・人間性が現れていて好き。
・時代が写り込んでいて好き。
嫌いなことや人
・物語が行き詰まる描写が多くて嫌い。
・ドサ健が主人公を騙すので許せなくて嫌い。
・主人公が勝負に負けることが多くて嫌い。
・男臭くて嫌い。
2.好きなことはそのままに、嫌いなことについてどうして嫌いなのかをはっきりと書き出す。
・行き詰まる描写が多くて嫌い。
→僕は、この物語は行き詰まる描写が多くて嫌いです。その理由は、物語を読んでスカッとしたいにも関わらず、いつも主人公に困難が待ち受けるからです。主人公に早く困難を振り払って欲しいのに、主人公はいつも困難から遠回りしている感じがします。だから僕はこの物語が嫌いです。
3.2.に続けて自分のことを書く。
実は、2で書いた嫌いなことには、自分の望みが多く含まれています。
物事は、自分が望んでいることが裏にあるから嫌いになるのです。
その嫌いを追求して行くと、自分が本当は何を望んでいるのかが明らかになります。
この望みを書くと読書感想文に味が出ます。
・行き詰まる描写が多くて嫌い。
→僕は、この物語は行き詰まる描写が多くて嫌いです。その理由は、物語を読んでスカッとしたいにも関わらず、いつも主人公に困難が待ち受けるからです。主人公に早く困難を振り払って欲しいのに、主人公はいつも困難から遠回りしている感じがします。だから僕はこの物語が嫌いです。僕は、何か困難があるといつもすぐに振り払いたいと思っています。しかし、現実には主人公のように遠回りすることが多いです。僕は主人公と同じで、困難に対して、遠回りする姿勢を持っています。主人公の困難に対して遠回りする姿勢が、まるで僕を見ているようで、僕はこの物語が嫌いです。僕は主人公に遠回りせず、困難に真っ直ぐに立ち向かって欲しいのです・・・。
4.好きなことと嫌いなことを足す。
・主人公が意外に世の中を立ち回っていて好き。 と
・行き詰まる描写が多くて嫌い。 を足す。
僕は主人公が意外にうまく世の中を立ち回っていて好きです。なんだかんだで、主人公はうまく世の中を立ち回ります。うまく世の中を立ち回る主人公の姿は、とても羨ましいと思います。主人公の周りには、多くの方の助けがあります。多くの方の助けのお陰で主人公はうまく世の中を立ち回れているのだなと思います。この小説を読んで、僕の周りにも実際には多くの方の助けがあることに、気がつきました。僕の周りの多くの方の助けに感謝したいです。
しかし、僕は主人公は好きですが、この物語は行き詰まる描写が多くて嫌いです。その理由は、物語を読んでスカッとしたいにも関わらず、いつも主人公に困難が待ち受けるからです。主人公に早く困難を振り払って欲しいのに、主人公はいつも遠回りしている感じがします。だから僕はこの物語が嫌いです。僕は、何か困難があるといつもすぐに振り払いたいと思っています。しかし、現実には主人公のように遠回りすることが多いです。僕は主人公と同じで、困難に対して、遠回りする姿勢を持っています。主人公の困難に対して遠回りする姿勢が、まるで僕を見ているようで、僕はこの物語が嫌いです。僕は主人公に遠回りせず、困難に真っ直ぐに立ち向かって欲しいのです・・・。
この文章で、
・うまく世の中を立ち回り、困難に真っ直ぐに立ち向かう自分が好き
・困難に対して遠回りする自分が嫌い
という、自分の望みを出せます。
この自分の望みが読書感想文に味を出します。
5.文章を整える。
上に書いた手順で書き出した、
好きなことと嫌いなことについて、
文章をどんどん足していきます。
最後に全体を読んで、
おかしな点を直せば完成です。
いかがでしたでしょうか。
好き嫌いから書く 明読斎流 読書感想文の書き方 でした。
ではでは。
明読斎🐌✒️📙
考えさせる人「どうやってこの方法を編み出したの?」
「早く書く方法があるかと、切羽詰まってたら自然と編み出したよ。」明読斎
考えさせる人「追い込まれると編み出すんだね・・。」