みなさんおはようございます^^
様々な本から質問を見つけて、
場合によっては質問を変えて答える、
【質問に答える】という企画をやっています。
今日は、白取春彦さんの「人生の大きな疑問に答える哲学の本」からの質問です。
・ 質問 どうしてやったら悪いことだと分かっていても、悪いことをやってしまうのか?
・答え 私たちは、頭ではなく心に従うから、やったら悪いことだと分かっていても悪いことをやってしまいます。
私たちは、頭ではなく心に従うから、やったら悪いことだと分かっていても悪いことをやってしまいます。
もし、心ではなく頭に従うなら、
やったら悪いことだと分かっているから悪いことをやりません。
私たちには、頭で分かることと、心で分かることの二つがあります。
やっても良いこととやったら悪いことは頭で分かることです。
一方、やるか踏み止まるかは心で分かることです。
頭ではなく心が頭の中にあるやっても良いことと、やったら悪いことのどちらかに傾きます。
もし、やったら悪いことに心が傾いたとき、
私たちは、踏み止まって心の傾きを反対に変えるのは難しいので、
踏み止まって心の傾きを反対に変えることはせず、
頭の中にあるやっても良いことと、やったら悪いことを反対に変えます。
このとき、頭の中にあるやっても良いことと、やったら悪いことは簡単に反対に変わります。
私たちは頭ではなく、心に従うから、
やったら悪いことに心が傾いたときに、
踏み止まって心の傾きを反対に変えるのではなく、
頭の中にあるやっても良いことと、やったら悪いことを反対に変えて、
やったら悪いことをやっても良いことに変えて、
心のままに悪いことをやってしまいます。
だから、大事なことは、
もし、やったら悪いことに心が傾いたときは、
頭の中にあるやっても良いことと、やったら悪いことを反対に変えるのではなく、
踏み止まって、心の傾きを反対に変えることです。
ちなみに、本の答えは、
仮にやったら悪いことをやっても、
良心があれば人間を新しく生まれ変わらせることができるでした。