みなさんおはようございます^^
様々な本から質問を見つけて、
場合によっては質問を変えて答える、
【質問に答える】という企画をやっています。
今日は、白取春彦さんの「人生の大きな疑問に答える哲学の本」からの質問です。
・ 質問 世の中で言う、良いと悪いはどこで決まるのか?
・答え 世の中で言う、良いと悪いは、個人より集団を優先するかどうかで決まると考えます。
世の中で言う、良いと悪いは個人より集団を優先するかどうかで決まると考えます。
世の中で言う悪いことの代表的なものに殺人があります。
ここで、世の中に対するものとして、個人を挙げます。
世の中としては、殺人は悪いことです。
もちろん個人としても、殺人は悪いことです。
ですが、殺人はどんなところでも起きます。
私たちは善と悪の価値観が変わり、
個人の中で殺人が正当化されて、殺人に至ってしまいます。
しかし、個人がいくら正当化しようが殺人は世の中としては悪いことです。
そのように考えると、個人で言う悪いことと、世の中で言う悪いことは、
ちょっとだけずれがあることが分かります。
そのずれが何かと言えば、
私は個人より集団を優先するかどうかだと考えます。
集団より個人を優先する場合は、
例え個人としては良いことだとしても、
集団としては悪いことだとされます。
逆に、個人より集団を優先する場合は、
個人としては悪いことだとしても、
集団としては良いことだとされます。
世の中で言う、良いと悪いは個人より集団を優先するかどうかで決まると考えます。
ちなみに、本の答えは、善が欠けていないかかどうかでした。
※※本文を短くしました。