僕は嘘で真実に蓋をしていました。
僕の不完全さとは、間違った思い込みでした。
この間違った思い込みだけが僕の障害となりました。
僕が繰り返し同じ恐怖に悩んだのは、僕が嘘で真実に蓋をしていたからです。
僕が真実に蓋をしていた嘘は、世界が真実に蓋をしていた嘘でもありました。
僕は嘘がもたらす望まない現実から目を逸らそうとして、矛先を他へ向けました。
僕は問題だと思っていたことはただの症状でしかなく、本当の問題とは別物であると気付きました。
僕は本当に必要なことの価値に気づいていませんでした。
欲しいものさえ手に入れば人生はうまくいくと思っていました。
僕は嘘で真実に蓋をしていたため、幸せにはなれませんでした。
嘘の蓋を開けようとせず、ただ欲しがるだけでした。
僕にとって必要なものは真実でした。
真実は嘘を解放するものであり、人生で最も大事なものです。
僕の過去を見ると、今も心に暗い影を落とす想念がありました。
僕が嘘で真実に蓋をするようになったのは、その想念があったからです。
今も心に暗い影を落とす想念とは、要するに心に受けた傷でした。
僕が本当に必要なこととは、要するに嘘の蓋を開けることです。
それが、【成長】です。