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映画「レディプレーヤーワン」の言葉のこと[ネタバレあり]

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 レディプレーヤーワン」あらすじ

2045年。環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた。そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半はオアシスと呼ばれる仮想現実の世界に入り浸っていた。

オアシス内では創始者である亡きジェームズ・ハリデーによって組まれ、勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル相当のハリデーの遺産が授与されるアノラック・ゲームが開催されており、ハリデーがオアシス内に隠したとされるイースターエッグが大きなヒントになるとされていた。

Wikipedia よりー

 

レディプレーヤーワンを観て感じたのは、仮想世界は誰のものか?を問題にしているということです。

 

この問題は、現実の世界は誰のものか?と同じ問題です。

 

神様の格好をした仮想世界の創始者は、仮想世界に隠した謎を解いたプレイヤーに仮想世界を譲ると言っています。

主役の交代です。

 

会社ぐるみで攻略を試みる悪役と、主人公の対決のときに主人公は「仮想世界は僕の世界だ。」と言っています。

僕とはオタクです。

オタクが主役に変わることを示しています。

 

創始者は神様ということです。

 

神様は世界を譲るために、三つの謎を用意しました。

 

三つの謎を解くことで、神様の時代からオタクの時代へと変わることを示しています。

世界が神様の所有物からオタクの所有物に変わるということです。

 

三つの謎を解けば世界は手に入ります。

誰でも主役になれます。

 

レディプレーヤーワンはオタクが神様に取って代わるというのが、斬新でした。

 

三つの謎の通りにしていれば世界の主役に確かになれると思いました。

三つの謎は現実世界のことを表しているのだと思います。

 

仮想世界を始めた創始者がいて、主役の交代の時期にもう来ているのだと思います。

 

主役の報酬は25セントです。

 

それと、わずかばかりに長い寿命です。

 

 

お読みくださりありがとうございました。

 

明読斎

ショートショート「きびだんご」

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昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

 

ある日、おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。

 

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が

 

どんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。

 

村に度々来ては悪さをする鬼のせいで、村の人々は

 

気が休まることはありませんでした。

 

その後色々ありまして、桃から生まれた桃太郎は村の平和のために鬼退治をする決意を

しました。

 

鬼退治の道中、腰にぶら下げたきびだんごの匂いにつられて、

 

犬と猿ときじが鬼退治のお供に加わりました。

 

きびだんごはとても美味しかったそうです。

 

桃太郎一行が海を渡ると、鬼ヶ島が見えました。

 

「もう引き返せない。」

 

桃太郎は鬼を退治するまでは村に帰らない覚悟でした。

 

桃太郎が鬼ヶ島に足を一歩踏み入れると、どこからともなく鬼が

 

現れて、桃太郎を囲みました。

 

「うまそうな小僧だ。」

 

鬼はよだれを垂らして桃太郎を見下ろしました。

 

桃太郎は恐怖を感じました。

 

桃太郎は剣に手をかけました。

 

剣を抜きかけたときにふと思いました。

 

このまま剣を抜いていいのだろうか。

 

剣を抜いたら私はこの鬼と同じだ。

 

暴力をはたらくことになる。

 

剣を抜いて村の平和は果たして訪れるのだろうか。

 

村の人々は今度は私を恐れることになるのではないだろうか。

 

つまり、私が鬼になってしまう。

 

桃太郎は剣から手を離しました。

 

ここで剣を抜かなければ私は鬼に食われて死ぬだろう。

 

桃太郎は剣を抜くのをためらいました。

 

「恐怖に打ち克つ強さが欲しい。」

 

その時、お供の犬、猿、きじが声を揃えました。

 

「きびだんごです。桃太郎さん。」

 

桃太郎は剣の代わりにきびだんごを鬼につきつけました。

 

鬼は桃太郎の様子を見ました。

 

鬼は桃太郎からきびだんごを受けとり、

 

ぱくりと食べました。

 

「美味しい!!」

 

きびだんごはとても美味しかったのです。

 

「桃太郎さん。こんなに美味しい団子は初めてです。是非とも仲間になりたいです。」

 

鬼はきびだんごを食べたいがために、村の人々に悪さをするのをやめました。

 

桃太郎のおかげで村に平和が訪れました。

 

桃太郎は村の人々と鬼と共に静かに暮らしたのでした。

 

おしまい。

 

お読みくださりありがとうございました。

明読斎

エッセイ「仕事を成功させるにはあれを綺麗にする。」

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仕事をしていると、この仕事は失敗しそうだと気がつくことがあります。

 

仕事が失敗する前に、

  • あたふたし始める。
  • 余裕を感じられなくなる。
  • 雰囲気が悪くなる。

などの症状が現れます。

 

こうなると、

  • 誰が悪いのか?
  • 何が悪いのか?
  • どうして悪いのか?

が問題に上がります。

 

しかし、忘れがちな問題があります。

条件です。



条件は一番見たくないものとも言えます。

この見たくないものとは、普段よく見ているものです。

 

机です。



仕事をするからには机が必要となります。

仕事が失敗するときは机がいっぱいになります。

机がいっぱいになると余裕を感じられなくなります。



机は条件です。

 

仕事を成功させるには条件を綺麗にします。



条件は以下の6つです。



  • だれがするのか?
  • どこでするのか?
  • どのようなときにするのか?
  • どうしてするのか?
  • どのことをするのか?
  • どのようにするのか?



机を綺麗にすれば仕事は成功します。

机は何の上で仕事をしているのか?です。

 

お読み下さりありがとうございます。

 

明読斎

哲学と言葉のこと

前回の記事でサルトルの言葉を取り上げました。

 

今回は哲学の問題を取り上げたいと思います。




取り上げる問題は、哲学とは何か?です。

 

私たちはどこから来たのか?は、哲学とは何か?です。

 

 

分かりやすいので、私たちはどこから来たのか?をマラソンに例えます。



私たちはどこから来たのか

 

私たちはどこから走るのか

 

を意味します。




マラソンは到着地点を目指して走るのだから、

 

私たちはどこから走るのか?は、

 

私たちはどこを走るのか?

 

を意味します。




分かりやすいので、マラソンを更に生き方に例えます。

 

私たちは生まれてから死ぬまでを生きるのだから、

 

私たちはどこを走るのか?は、

 

私たちはどのように生きるのか?を意味します。

 

 

人生のことは前回の記事に書きました。

 

要するに、生きるとはりんごとみかんのどちらを食べるのか?の選択問題です。

 

生きるとは大事な方を選ぶことなので、

 

私たちはどのように生きるのか?は、

 

私たちはどんなことを大事にしているのか?を意味します。




つまり、

 

哲学とは、どんなことを大事にしているのか?です。

 

僕の大事にしていることは、とにかくやることです。

 

あなたの大事にしていることはどんなことですか?





それが哲学です。




明読斎

 

次回は、『ブログでやり直す国文法  中学一年から三年の振り返り 「二.文節と文節の関わり」』

です。

 

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読んでくださりありがとうございます。

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