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質の良い音の作り手が音の曇りを取るために、ひとつひとつ河原に積み重ねるものは何か? ー「良い音の作り方 〜永野光浩流・DTM音楽制作仕事術」を読んで感じたことー

僕は「良い音の作り方 〜永野光浩流・DTM音楽制作仕事術」を読みました。 

 

質の良い音を作るのは、難しいです。

 

質の良い音を作るには、1000ピースのパズルを作るような膨大な作業が必要となります。

 

その膨大な作業から得られる結果は、砂場に落ちた一粒の胡麻のようにほんの少しの差です。

 

その膨大な作業の結果は、聴き手が使う環境によってはパソコンがフリーズするように水の泡になることもあります。

 

聴き手の環境を作り手は想像するだけです。

 

質の良い音の作り手は、ほんの少しの差のために膨大な作業をします。

 

ほんの少しの差が積み重なって水面に広がった波紋のような質の良い音が生まれます。

 

ほんの少しの差が積み重なって生まれた質の良い音は、解像度の高い写真のようです。

 

その質の良さは無理なく無駄なく曇りなく。

 

質の良い音の作り手は一点の曇りを取るために、小石をひとつひとつ河原に積み重ねます。

 

 

その小石は、刀鍛冶のような技術です。

その小石は、金槌のような機材です。

その小石は、日本刀のような心です。

 

本文をお読みくださりありがとうございました。

 

明読斎🐌

 

 

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