みなさんこんにちは。
図書館で朝日新聞の縮刷版を読んでいたら、
面白い記事が出てきたので紹介します。
朝日新聞朝刊 1994年2月8日(火)
「地図から株価まで表示 ボケベル進化します」
記事によれば、それまでメッセージを受信するだけだったポケベルが、
地図や株価などを受信できるように進化するとのことです。
また、返事が返せるポケベルも合わせて紹介されています。
この頃の機械の進化というのは、目に見えて便利になっていった印象が強く残っています。
地図や株価の受信や、返事が返せるポケベルへの進化は確かに便利です。
それで、現代に視点を戻してみると、
ポケベルの後継となるのはスマホだと思います。
ところが、スマホの進化について考えてみると、
当時のポケベルのような画期的な進化というのは、
それほど見られないようにも思います。
進化と言えるのは、せいぜいCPUが早くなったとか、
メモリが多くなったとかです。
個人的にはCPUやメモリが増えて、
画期的に便利になったと感じる場面は
そこまで多くありません。
これは実質、進化してないと言っても言い過ぎではないと思います。
じゃあ、進化って何なのかと考えると、
進化ってそれまで出来なかったことが出来るようになるということだと思います。
CPUやメモリも確かに大切です。
しかし、スマホに出来ないことはまだたくさんあるように思います。
機械の成長が何だか緩やかなカーブを描いていると、
朝日新聞の縮刷版を読んで思いました。
ありがとうございました。