言葉の問題

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言葉の先と後が入れ替わること

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言葉の先と後が入れ替わること

 

言葉は、しばし先と後が入れ替わります。

 

どういうことか?

 

例えば

 

僕はキングオブコントを見たから笑った。

 

この場合、 

 

1.僕はキングオブコントを見た。

 

 

2.だから笑った。

 

 

に分解できます。

 

しかし疑問です。

 

本当に僕はキングオブコントを見たから、笑ったのでしょうか。

 

本当にこの順番なのでしょうか? 

 

僕は逆だと思います。

 

 

僕は先に笑わなかったから、キングオブコントを見たのではありません。

 

僕は先に笑ったからキングオブコントを見たのです。

 

  

先にキングオブコントを見たから笑ったのか。

 

それとも

 

先に笑ったからキングオブコントを見たのか。

 

行動と感情のどちらが先かという問題です。

  

どうしてキングオブコントを見たのですか?

 

を考えてみます。

 

どうしてキングオブコントを見たのか?

 

それは、

 

先にキングオブコントを見たからではありません。 

 

先に笑ったからです。

 

つまり、僕は先に笑わなかった。

 

だからキングオブコントを見たのではありません。

 

僕は先に笑った。

だからキングオブコントを見たのです。

  

この順番です。

 

感情が

 

行動は後です

 

 

必ず感情が先です。

 

ただし、ぱっと聞くぶんには行動が先の方がしっくりきますし、

日常的にはこの順番で使うこともあります。

 

 

もし、なんとなくひっかかる言い回しがあったら、言葉の先と後を入れ替えてみるとその人が先に何を望んでいたのかがはっきりと分かります。

 

僕たちは言葉の先と後を入れ替えて、何を望んでいたのかを隠したがるようです。

 

 

僕は先に笑わなかった。だからキングオブコントを見た、、、のではありません。 

 

僕は先に笑った。だからキングオブコントを見たのです。

 

 

 

明読斎

題名も末が大事だということ

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題名も末が大事だということ

言葉は末の重要度が高いと書きました。

 

このことは本の題名にも言えます。

 

例えば手元に3冊の本があります。

 

それぞれの題名は

 

1.氷平線

 

2.大学教授になった不良少年

 

3.見知らぬ妻へ

 

 

ここで題名の末だけを抜き出します。

 

1.線

 

2.少年

 

3.妻へ

 

のことをつけるとわかりやすくなります。

 

1.線のこと

 

2.少年のこと

 

3.妻へのこと

 

 

あぁ、なるほど、線のことね。

 

あぁ、なるほど、少年のことね。

 

あぁ、なるほど、妻へのことね。

 

 

題名の末だけを抜き出して何がわかるのか?

 

題名の末だけを抜き出すと何のことについて書いてあるのかが分かります。

 

氷平線は線のことが書いてあります。

 

大学教授になった不良少年は少年のことが書いてあります。

 

見知らぬ妻へは妻へのことが書いてあります。

 

 

 

つまり、

 

前半は言わば飾りです。 

 

お尻が飾りではなく本命です

 

つまり、こういうことです。

 

氷平線も、水平線も、地平線も、東武東上線も

 

みんな、

 

末が大事。

 

 

明読斎

文章を末→頭の順で読むとわかること

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文章は末だけ読めばよいと書きました。

 

次に読むとしたら、頭です。

 

1.末を読む。

 

2.頭を読む。

 

の順序です。

 

 

文章はまるでバスタブです。ーーーー∟___」ーーーー

 

文章の中央はくぼんでいます。

 

頭と末の方が重要度が高いです。

 

中央の重要度はそこそこです。

 

どういうことかと言えばこういうことです。

 

例えば、

 

僕は今日大好きなバンドのライブを見に行きます。

 

という文章があるとします。

 

最初に読むのは末の

 

行きます。

 

次に読むのは頭の

 

僕は

 

2つをくっつけます。

 

僕は行きます。

 

英語で言うなら I go.

 

今日大好きなバンドのライブを見には飾りです。

 

 

あぁ、

 

あなたは行くのね。

 

って思って意味がすっと入ります。

 

行くのか行かないのかの疑問が解消されます。

 

 

それで何がわかるのかと言えば、

 

 

それで伝えた側の意思がわかります。

 

 

 あなたは行くの?行かないの?

 

に対する意思がわかります。

 

今まで学校では、文章を頭から読むようにと習ったと思います。

 

もうそれを忘れて、

 

末→頭の順で読みましょう。

 

きっと伝えた側の意思がわかるはずです。

 

 

明読斎

キャッチコピーのこと

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キャッチコピーのこと

 

最近のキャッチコピーには法則があります。

 

どんな法則か?

 

それは、キャッチコピーの中に[、]読点が入るのです。

 

こちらのキャッチコピーのまとめを見れば分かります。

 

matome.naver.jp

 

気持ちが悪くなるほど、キャッチコピーに[、]読点が入ります。

 

[。]句点というパターンもあります。

 

つまり何を言いたいのか?

 

キャッチコピーに[、]読点を入れれば、売り上げが上がるということです。

 

 

 

 

キャッチコピー風に言えば、

 

 

 

キャッチコピーに読点を入れれば、売れる。

 

 

 

 

キャッチコピーに[、]読点を入れると、どうして売れるのでしょうか?

 

僕の個人的な意見としては、言葉を分断させるからかなと思っています。

 

言葉を分断させるとは、つまり読み手の思考を分断するということ。

 

読み手の思考を分断して、キャッチコピーへの反論を減らす効果があるのだと思います。

 

 

 

[、]読点を入れて、キャッチコピーに空白を作ることで、読み手に空白を埋める思考が自動的に生まれます。

 

この自動的に生まれた思考は、読み手が勝手に埋めた、読み手にとって都合の良い思考です。

 

自動的に生まれた思考は、読み手にとって都合の良い思考なので、読み手が否定的な感情を生み出さず、肯定的な感情を生み出します。

 

[、]読点で気をひくということです。

 

こうすることで、

 

言い換えればキャッチコピーに賛同させる効果があるのだと思います。

 

 

完全に推測ですけれど。

 

 

 

しかし、企業は売り上げが上がるからやっているのでしょう。

 

日常的にキャッチコピーを見ていると、[、]読点だらけで気持ちが悪くなります。

 

 

キャチコピーへの賛同を防ぐ方法は、読点に言葉を埋め込むという方法があります。

 

企業の逆をやるのです。

 

 

例えば

 

キャッチコピーに読点を入れれば、売れる。

 

 

 

というキャッチコピーがあったとしたら、

 

 

 

[、]読点の部分に言葉を埋め込むのです。

 

例えば、

 

キャッチコピーに読点を入れれば、売れる。

 

 

ではなく、

 

キャッチコピーに読点を入れれば商品が売れる。

 

 

[、]読点の代わりに、「商品が」という言葉を埋めました。

 

 

こうすることで、

 

 

なんだ。そういうことか。

 

何かと思ったけれど、 商品のことか。

 

どうでもいいや。

 

って思って終わりです。

 

キャッチコピーに賛同するのを防げます。

 

 

キャッチコピーに賛同するのを防ぐには、[、]読点に言葉を埋めましょう。

 

 

ではでは。

 

明読斎🐌📕

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