言葉の問題

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「キャラクターからつくる物語創作再入門」を読んで 〜「内面」が成熟することとは?〜

 

 

みなさんこんにちは。

僕は小説を書くためによく物語創作のための本を読みます。

 

その中で、

これは物語というより、人間のことを書いているなという

記述を見つけることがよくあります。

 

今回は、

そんな、本の中で見つけた人間の記述について書きたいと思います。

 

人物の不完全さとは「内面」の未熟さを指します。

自分や世界に対して間違った思い込みがある状態です。

次節で詳しく説明しますが、この未熟さが人物を悩ませる障害となって

プロットが展開します。

最初は心のよりどころにしていたものが、ストーリーが進むにつれて決定的な弱点に変わっていく、という流れです。

 

上記の記述は、 

「心のよりどころにしていた内面の未熟さが、人生が進むにつれて決定的な弱点に変わっていく」

と読むことが出来ます。

 

物語で言えば、その流れはストーリーとなります。

 

しかし、人間で言えば、その流れは人生となります。

 

そして、大事なことは、

「内面」の未熟さとは、

自分や世界に対してする間違った思い込みだということです。

 

ですから、逆に言えば、

「内面」が成熟することとは、

自分や世界に対してする間違った思い込みを正すことだということです。

 

まさに、この本ではその「内面」が成熟することについて書いています。

 

また、少しずつ人間に対する考察を書いていきたいと思います。

 

ありがとうございました^^/

 

 

「略奪者のロジック超集編」を読んで

 

 

みなさんおはようございます。

今回も、神保町で衝動買いした本を紹介します。

また、深い話題になると思います。

 

こちらの本は、広い書店内をくまなく見ていたところ、

ふと気になって手に取った本です。

 

表紙のインパクトがすごいですが、

内容もすごいです。

 

言わば、陰謀論の切り抜きを集めたような

内容なのですが、

立ち読みしていて、少し気分が悪くなるほどに

嫌なことがたくさん書いてありました。

 

僕は少し前まで陰謀論が結構好きで、

Youtubeなどで見たりしていたのですが、

 

この本を買って決定的に気づいたことがあります。

それは、

陰謀論自体になんとなく古さを感じるということです。

この本に書いてあることは新しいのですが、

相対的に陰謀論自体に古さを感じてしまうということです。

 

陰謀論をめぐる僕の感想は、

徐々に変化していきました。

 

最初は、驚き。

途中は、感心。

今は、古さを感じる。

 

社会にはたぶん略奪者がいて、

略奪を繰り返しているという事実は確かにあるのだと思います。

 

しかし、そこに気を取られて生きるのは、

もったいないと感じます。

 

陰謀が全てだということは決してありません。

陰謀というのは恋愛に似ていると思います。

 

好きになったら、その相手が全て。

本当はそんなことありませんが、

周りが見えなくなり、

そうなってしまいます。

 

それと同じで、

陰謀に目を向けると、

陰謀が全てのように思えてしまう。

 

しかし、

陰謀が全てということはありません。

世の中にはたくさんのことがあります。

 

陰謀論に感じる古さとは、

嘘っぽさにあるのではなく、

むしろ、真実っぽさにあります。

 

陰謀論に書いてあることは、

確かに真実っぽい。

でも同じ真実ならもっと別の真実がある。

 

僕にはこのように思えます。

だから、陰謀論に何か古さを感じてしまうのです。

 

このことを例えるなら、

「実は世界にはスマートフォンというものがあります」

と言われるような感じです。

 

もし、陰謀論を知った上で、

別の真実を知りたいなら、

この本はおすすめです。

「暗号理論(一冊でわかるシリーズ)」を読んで

 

 みなさんこんにちは。

今日はちょっと深い話題を書きます。

先日、神保町に行ったときに、「暗号理論(一冊でわかるシリーズ)」という本を

衝動買いしました。

お値段800円でしたが、とても楽しく読めました。

それで、この本は一冊でわかるシリーズと書いてある通り、

この一冊で暗号の変遷がとてもよく分かります。

その中で僕が特に気になったことを一つ挙げます。

それは、暗号は難しい数学の問題によって作られているということです。

 

どういうことかと言うと、

暗号が解けないことと、難しい数学の問題が解けないことは同じだということです。

つまり、

難しい数学の問題が解けてしまうと、現在社会で利用されている多くの暗号は解けてしまうということです。

 

そして、厳密に言えば、難しい数学の問題は難しいのではなく、解くのに時間がかかるということのようです。

 

ですから、暗号を解読しようとした場合、

計り知れないぐらい時間がかかるので、結果的に暗号が解けないということになっているようです。

 

ここで僕が思うのは、時間がかかるっていうのは、

結局、人間がそれだけの時間を生きることができないということと同じだと思いました。

 

例えば、暗号は解けます。

しかし、6000年かかります。

と言われたら、

いや、暗号の中に隠すものがそれほどの価値はないのでいいです。

ってなると思います。

 

そう考えると、結局は

時間が大事なのか、それとも暗号の中に隠すものが大事なのかと言う問題になってきます。

 

時間が大事なのか、それとも暗号の中に隠すものが大事なのか。

大体の人は時間が大事なので、

結局は暗号は解かれないということになります。

 

では、逆に、

計り知れないぐらい計算時間を短縮できるマシンが現れたら?

人間の寿命が計り知れないぐらい延びたら?

 

そうしたら、

現在社会で利用されている多くの暗号は解けてしまうのかもしれません。

 

計り知れないぐらい計算時間を短縮できるマシンが現れたら?

人間の寿命が計り知れないぐらい延びたら?

 

この二つの仮定は、何かお話作りのヒントになりそうな匂いがします。。。( ̄∀ ̄)ニヤリ

 

 

「このアパートで犬を飼うべからず」小説を毎日絶賛投稿中!!

みなさんおはようございます。

 

小説を毎日絶賛投稿中です。

 

「このアパートで犬を飼うべからず」

 

ある日、八王子 弘が家を出ると、「このアパートで犬を飼うべからず」という貼り紙が?!一枚の貼り紙から始まるヒューマンドラマ。

 

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