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統合失調症と引き寄せの法則13 〜人生の荒波に乗る方法〜

みなさんこんにちは。

 

統合失調症と引き寄せの法則も13回となりました。

 

今回は、

 

前回予告した通り、幸せを掴む技術について書きます。

 

僕たちはなんとか幸せを掴もうと一生懸命になります。

 

一生のうちのほとんどの時間をそのことに充てていると言ってもいいと思います。

 

それで、たまに大きな痛手を被ったりして(僕の場合は統合失調症を患ったことです)

 

「どうしてこんなことになったのだろう」などと

 

頭を抱えたりします。

 

ひどいときには、「もう人生終わりだ」などと悲観することもあることは

 

共感いただけると思います。

 

しかし、ほとんどの場合は、それで人生が終わることが

 

ないのも、ある意味では事実です。

 

僕も現にこうしてブログを書いています。

 

では、実際に「もう人生終わりだ」と思ったときに、一体何が終わったのでしょうか?

 

本当に人生が終わったのでしょうか?

 

実は、そうではありません。

 

そのときは人生が終わったのではなく、現実のコントロールが終わったのです。

 

ずっと、幸せを掴もうと現実をコントロールしてるつもりだった。

 

しかし、大きな痛手を被って現実をコントロールできない状態となった。

 

ここでは、僕たちの中にある現実をコントロールする思考のことを「コントロール思考」と

 

呼ぶことにしますが、

 

人生が終わったという状態は、その「コントロール思考」が終わったという状態になります。

 

本人にとっては人生が終わったかのように見えることも、

 

実際はただ「コントロール思考」が終わったに過ぎないということです。

 

しかし、僕たちは万事うまくコントロールしているつもりで、

 

生きていますから、現実のコントロールが終わるとなると、

 

まるで人生そのものが終わったかのように思えてしまうのです。

 

実は、この「コントロール思考」がとても曲者です。

 

僕たちは多くの場合、幸せを掴むには、うまく現実をコントロールする必要があると

 

無意識に思っています。

 

幼少期からそのように叩き込まれているからです。

 

しかし、本当のことを言うと、現実をコントロールしているつもりになっても、

 

実際は、全くもって現実をコントロールできていないのですが、

 

僕たちはそのことに気づきません。

 

僕たちはあたかも、現実をコントロールしているかのごとく日々を送っています。

 

それで、なにが厄介かというと、

 

実は、こともあろうに、この「コントロール思考」自身が僕たちから幸せを遠ざけているのです。

 

どういうことかというと、

 

現実をコントロールしようとすると、

 

その現実に焦点を合わせることになります。

 

しかし、コントロールしたいぐらいですから、その現実はおそらく「望まない現実」のはずです。

 

ここでその「望まない現実」に引き寄せの法則が働くのです。

 

僕たちが焦点を合わせたその「望まない現実」に引き寄せの法則が働き、

 

その「望まない現実」がどんどん拡大するのです。

 

何をしても幸せな気がしないというのは、およそこの状態に陥っているときです。

 

それで、冒頭に述べた「もう人生終わりだ」と思ったときというのは、

 

実際にはかえって大チャンスであることがお分かりになると思います。

 

なぜならそのときは、僕たちにとって曲者である「コントロール思考」が終わりを迎えようとしているからです。

 

「コントロール思考」が終わりを迎えようとしているというのは、

 

僕たちから幸せを遠ざける曲者が、終わりを迎えようとしているということです。

 

本当はそんなものはさっさと捨ててしまってもいいのですが、

 

僕たちは幼少期から「コントロール思考」を使う訓練をしていますので、

 

「コントロール思考」をなかなか捨てられないのです。

 

ここで昔の人が残した言葉がありますので紹介します。

 

「幸せは蝶々に似ている。

 

追いかければ追いかけるほど、

 

ヒラヒラと身をかわし逃げてしまう。

 

でも、他のことに夢中になっていると、

 

蝶々は静かにやってきて、

 

いつの間にかあなたの肩に止まっている」

 

 

この文章の中に「コントロール思考」が

 

うっすらと見え隠れするのではないでしょうか。

 

それでは、この文章をあえて、分かりやすく書き換えてみます。

 

 

「幸せは蝶々に似ている。

 

蝶々をコントロールしようとすればするほど、

 

蝶々はヒラヒラと身をかわし逃げてしまう。

 

でも、あなたが他のことに夢中になり、

 

蝶々をコントロールしようとするのをやめると、

 

蝶々は静かにやって来て、

 

いつの間にかあなたの肩に止まっている」

 

幸せを掴む技術とは、上記の文章で言えば、

 

蝶々を掴む技術だとも言えます。

 

ここまで読んでいただくと、

 

何かぽかんとする感じを受けるかもしれません。

 

それは今までやってきたこととあまりにも真逆のことだからです。

 

「幸せを掴もうとするのをやめる」ことが

 

「幸せを掴む」技術だということです。

 

逆に言えば、

 

「幸せを掴もうとしている」限り、

 

「幸せは掴めない」とも言えます。

 

ところで、「コントロール思考」という言葉なんて初めて聞いたと言われるかもしれません。

 

「コントロール思考」は僕の造語で、他では「エゴ」と呼ばれたりします。

 

実はこの社会というのはこの「コントロール思考」を前提に作り上げられています。

 

ですから、どこを見渡しても現実をコントロールすることが前提になっています。

 

だからこそ、「コントロール思考」を捨てるなんて社会からはみ出すみたいで、

 

怖くてできないのです。

 

しかし、幸せを掴めるかどうかはこの「コントロール思考」を捨てられるかどうかにかかっています。

 

「そんなのできないよ」という声が聞こえてきそうですが、

 

実はこれには便利な考え方があります。

 

その考え方とは「コントロールしないことが最大のコントロールだ」という考え方です。

 

この考え方なら、幼少期から叩き込まれた「コントロール思考」を捨てられなくても、

 

「コントロール思考」というハンドルの先には、実質何も繋がっていないようなものです。

 

このハンドルの先には何も繋がっていないので、何もコントロールすることはできません。

 

この考え方では、今まで通り、現実をコントロールしているつもりでいても、実際には何もコントロールしないということになります。

 

実際には何もコントロールしないのですから、

 

蝶々をコントロールしようとすることもありません。

 

コントロールしようとしなければ、「望む現実」に引き寄せの法則が働き、

 

蝶々は静かにやってきて、いつの間にか僕たちの肩に止まるということです。

 

幸せを掴む技術について書いてきましたが、

 

今回はここまでになります。

 

長文にお付き合いくださりありがとうございます。

 

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