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統合失調症と引き寄せの法則 16 〜エゴの嘘〜

みなさん明けましておめでとうございます。

 

年末年始はこのシリーズはお休みしていましたが、

 

再開していきたいと思います。

 

前回までに、僕たちの意識は問題に向けれられがちで、

 

そのことがかえって問題を複雑にしているという話をしました。

 

そこから脱却するには、意識を問題に向けるのをやめればいいという話もしました。

 

それで、今回は少し切り口を変えます。

 

僕たちの意識が問題や、不安、不足、恐れに向けられがちになる原因について

 

考えてみます。

 

その原因は僕たちの「エゴ」にあります。

 

「エゴ」というのは、様々な解釈があるかと思いますが、

 

ここでは、「防衛本能」というような意味で解釈していきます。

 

「エゴ」には特徴があります。

 

それは、あたかも幸せを求めるために「エゴ」が存在していると

 

思わせるという特徴です。

 

「思わせる」と書いたからには実際にはそうではないのです。

 

みなさんの中にはおそらくこのような経験があるかと思います。

 

「あと、○○が手に入ったら幸せなのに」

 

「○○が無い私は幸せじゃない」

 

これらは幸せに条件付けをしていることとなります。

 

幸せであるのには○○が必要という思考になっているのです。

 

実はこの条件付けの思考が「エゴ」の正体です。

 

「エゴ」はとても巧妙です。

 

例えるなら、 やり手の勧誘員みたいなもので、

 

あなたが幸せを掴もうとするまさにその瞬間に、

 

あなたの手を取ってそっと迷宮の中に連れていきます。

 

あなたはきっとこのような経験もあると思います。

 

「あと、○○が手に入ったら幸せなのに」という○○は手に入った。

 

実際に手元にある。

 

しかし、どういうわけか、今はその○○には関心がなくなり、

 

新たな△△が欲しくなり、

 

「あと、△△だけ手に入ったら幸せなのに」と思っている。

 

この状態はエゴがあなたを迷宮に連れていっている状態となります。

 

実はエゴの条件付けの思考というのは「嘘」なのです。

 

言わば、エゴの嘘です。

 

○○や△△が手に入ってもあなたが幸せになるわけではありません。

 

というか、幸せになるには○○や△△が必要という、

 

不足感が嘘なのです。

 

そのような不足感に意識を向けている状態では、

 

永久に不足感を感じ続けることになります。

 

永久に不足感を感じ続けながら、幸せになることは困難です。

 

ここまで見ると「エゴ」というのがなんとなく厄介だということが

 

お分かりいただけるかと思います。

 

それで、じゃぁ幸せというのはどこにあるのかといえば、

 

幸せというのは、実はこの「エゴ」とは対局にあります。

 

「エゴ」とは反対側を向けばいいのです。

 

そのことをあえて言葉で表すなら、

 

「今、この場で幸せを感じる」ということになります。

 

要するに、幸せになるための全ての条件付けを取っ払ってしまうのです。

 

実はそうすると、あなたが思いもしなかった摩訶不思議なことが次第に起きてきます。

 

この辺の仕組みについては次回以降に書いていきたいと思います。

 

年明け早々ですので今回はここまでにします。

 

ありがとうございました。

 

本年もよろしくお願いいたいます。(^o^)

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