みなさんおはようございます。
今日は、特別お題の「わたしの自立」について書きたいと思います。
今から、16年前に僕は社会人になりました。
社会人になったときのことについて書きたいと思います。
僕は社会人になって初めて、会社の寮で一人暮らしを始めました。
会社の寮は、月々の負担額は数千円でした。
また、光熱費は会社持ちでした。
ですので、ほぼ費用がかかっていません。
ほぼただで過ごせていたのが僕が寮に入って良かったと思う点です。
逆に、僕が寮に入って残念だったと思う点は、
寮の厨房に入れなかったことです。
一人暮らしを始めたので、好きな料理を作りたかったのです。
しかし、寮の厨房は立ち入り禁止でした。
従って、寮母さんの作る料理を食べていました。
寮母さんの作る料理は、美味しかったです。
特に毎週木曜日に出るカレーは絶品で、
他の曜日はよそで食べて帰ることもありましたが、
木曜日だけは必ず寮に帰ってカレーを食べていました。
また、うなぎの蒲焼きが出ることもありました。
当時は、うなぎが苦手だったのですが、
寮母さんがせっかく作ってくれたので、食べてみようと思い、
食べたところ、これまた絶品だったのを覚えています。
寮には同期も住んでいました。
休日になると、同期とドライブに出かけたり、
飲みに行ったりと、近くに同期が住んでいるおかげで、
充実した暮らしをしていました。
現在は、会社をやめて一人暮らしをしています。
月々の負担額は当時の十倍かかっています。
会社の補助はありません。
また、料理を自分でするようになりました。
そして、近くにはもう同期は住んでいません。
会社の寮に住んでいた当時と今で一番変わったことは、
趣味が増えたことです。
寮に住んでいた当時は、趣味は音楽だけでした。
今は、音楽に加え、絵や小説作りの趣味が増えました。
当時を振り返ると、僕はただ単に社会人になったというだけで、自立したと
思っていました。
が、実際は、会社や寮母さんや同期など、周りから支えられるものが多かったように思います。
今は、会社を出て自分で自分を支えていると感じます。
趣味を増やし、日々の生活を自分で楽しんでいます。
金銭面でも食事面でも交遊面でも、自分で自分の暮らしを立てています。
もちろん周りの支えは今でもあります。
しかし、自分で自分を支えているという意味では、当時よりは今の方が自立していると言えます。
当時は、自分で自分を支えてはいませんでした。
なぜなら当時は、僕はこうしたいという目的がなかったからです。
こうしたいという目的もなく過ごしていたせいで、大きな病気をしました。
病気をしたおかげで、結果的にこうしたいという目的をもつようになりました。
こうしたいという目的を持っていると自分の行きたい方向に行けます。
こうしたいという目的を持っていないと自分の行きたい方向には行けません。
最悪の場合、周りの人に迷惑がかかります。
自立に必要なことはただ単に社会人になることではなく、こうしたいという目的を持つことだったと、
振り返って思いました。
こうしたいという目的を持つことが、僕の自立だと思います。
じゃぁ、一体どうしたいの?
作品を作り続けたいんだよ。
作品ねぇ。