みなさんこんばんは^^
様々な本から質問を見つけて、
場合によっては質問を変えて答える、
【質問に答える】という企画をやっています。
今日は、白取春彦さんの「人生の大きな疑問に答える哲学の本」からの質問です。
・ 質問 運の良い人と悪い人は、どんなところで分かれるのか?
・答え 運の良い人と悪い人は、見るところの違いで分かれます。
運の良い人と悪い人は、見るところの違いで分かれます。
例えば、コップに半分の水があったとして、
コップに水がまだ半分もあると見るのか、
それとも、コップに水がもう半分しかないと見るのかという、
見るところの違いで分かれます。
そこで、現実的に運が良いというのは、
コップに水が半分もあると見るから、
気分が良い状態になります。
気分が良い状態になると視界が開け、
物事が良く見えます。
すると、物事の良いところを見るようになります。
例えば、今日は旅行に行くのに、天気が良いとして、
天気が良いのは荷物が軽くて済むから、
歩きやすくて運が良いと、物事の良いところを見ます。
この見方はどこから始まったのかと言えば、
コップに水がまだ半分もあると、
水がまだ半分ある方を見たところから始まりました。
しかし逆に、コップに水がもう半分しかないと、
水がもう半分しかない方を見るとどうなるかといえば、
例えば、今日は旅行に行くのに、同じように天気が良いとして、
天気が良いのは汗だくになるから、
歩きにくくて運が悪いと、物事の悪いところを見ます。
天気が良いことは同じですが、
天気が良いことをどのように見るのかで、
運の良いと、悪いが分かれます。
人間関係においても、
私たちは物事を肯定したいから、
コップの水をまだ半分もあるというように、
物事の良いところを見る人のところに
集まります。
人が集まれば、物も機会も集まります。
すると、本当に運の良いことが起こります。
出だしは、
コップに水が半分あるという、
たったひとつの物事に対して、
コップの水がまだ半分もあると見るか、
コップの水がもう半分しかないと見るかの違いでした。
友達との仲はもう平和状態だと見るか、
友達との仲はまだ混乱状態だと見るか、
生きていることをありがたいと見るか、
生きていることが大変だと見るか、
運の良い人と悪い人は、
見るところの違いで分かれます。
ちなみに、本の答えは、自己を知ることでした。
※明日はバンドのライブのため、
【質問に答える】シリーズはお休みし、
まとめ記事を投稿します。
まとめ記事をお楽しみください。
明読斎