言葉の問題

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あなたが生きづらい理由 〜世界を歪める眼鏡を外す 〜

みなさんこんにちは。

 

前回は、僕たちは成長する過程で

 

義務教育や、親や、所属する集団から「何らの矯正」が働き、

 

それがまるで世界を歪める眼鏡のような状態になってると書きました。

 

それで、あなたが生きづらい理由はこの「何らかの矯正」にあります。

 

ですから、世界を歪めるその眼鏡を

 

外せばいいのですが、それがなかなか大変な作業です。

 

というのも、僕たちはあまりにもその眼鏡に慣れてしまっているため、

 

それが「正常」だと考えているからです。

 

「何らかの矯正」が働いていることを「正常」だと考えていると、

 

その「何らかの矯正」をやめることは「異常」に

 

見えてしまいます。

 

ただでさえ日本は人と違うことをする人を白い目で見たり、

 

同じ眼鏡をかけている状態を求める同調圧力が強い国です。

 

ここで社会のことについて書きますが、

 

社会というのは皆で乗って、荒波を乗り越えていこうとする船のようなものです。

 

この船を維持するには、どうしても皆が同じ眼鏡を掛けている必要がある 

 

というわけです。

 

なぜなら、みんなが別々の眼鏡を掛けていると、

 

船を維持できず、荒波を乗り越えていくことができない(ということになっている)からです。

 

それで、近頃、日本がおかしな方向に進んでいるというのは、

 

この船がおかしな方向に進んでいっているとも言う事ができます。

 

そもそもこの船はどこに進んでいるのか。

 

それは僕たちの預かり知らぬところですが、

 

僕たちが世界を歪める眼鏡を外すということは、

 

この船を降りるということを意味します。

 

それは、

 

世界を歪める眼鏡を外し、

 

僕たちの素の目で世界を見て、

 

僕たち自身の船で荒波に漕ぎ出すということでもあります。

 

眼鏡と例えましたが、

 

眼鏡は「観念」とか「価値観」の例えです。

 

ですから、僕たちが仮に世界を歪める眼鏡を外したとしても、

 

この社会から爪弾きにされるわけではありません。

 

ただ単に、皆が持っている「観念」や「価値観」とは別の

 

「観念」や「価値観」を持つということを意味するだけです。

 

僕は、15年前は週5で会社勤めをしていました。

 

会社勤めをする中でだんだんと残業時間が増えていき、深夜タクシーで帰宅して、会社までとんぼ返りするようになりました。

 

そして、少しでも睡眠時間を確保するために、自腹で新幹線通勤をするという生活をするようになりました。

 

しかし、それでも睡眠時間はどんどん削られていき、

 

その挙げ句、僕は精神疾患を発症しました。

 

今僕は、自分でおにぎりと麦茶を作って大好きな図書館に週5で通っています。

 

大好きな図書館で大好きな本に囲まれて、好きな時間クリエイティブな作業をしています。

 

今の僕のような生活というのは15年前の僕からすると

 

週5で図書館で作業をしているのですから、

 

「おかしい」としか思えないと思います。

 

しかし、本当に「おかしい」のは15年の前の僕でしょうか、それとも今の僕でしょうか。

 

この二つの価値観の違いこそ、

 

あなたがどのような価値観を持っているかを見つける、たたき台みたいなものです。

 

あなたがどのような価値観を持っているかというのは、

 

あなたがどのような眼鏡を掛けているかということを意味します。

 

15年前の僕と今の僕のどちらを「おかしい」と感じるのか。

 

それに気づいたら、あなたは自分の船で荒波に漕ぎ出す第一歩を踏み出したということです。

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