みなさんこんにちは。
前回は、幸せには2種類あると書きました。
あたかも火事場で火を消そうとしたり、
火事場から逃げようとしたりするような幸せと、
ホッと一息ついて紅茶を飲むような幸せ。
それぞれ立ち位置が違うので、
立ち位置が2つあるとします。
それで、
火事場の立ち位置からいくら幸せを望んでも、
火事は何度も起こってしまいます。
ずっと火事に追われるような状態となります。
火事場というのは、不安や不足感の例えです。
ですから、火事場で火を消そうとしたり、
火事場から逃げようとしたりというのは、
不安や不足感を消そうとしたり、不安や不足感から逃げようとしたりするということです。
そのような立ち位置にいる限り、不安や不足感は何度も再生産されていきます。
問題に焦点が当たっているので、
どんどん問題を引き寄せてしまうからです。
ではどうすればいいかというと、
立ち位置を変えればいいのです。
既に火事がおさまったかのような立ち位置に
移動するのです。
そのような立ち位置に移動すれば、そこは幸せの立ち位置なので、
その立ち位置にいる限り幸せが何度も再生産されていきます。
そして、その立ち位置に立ったときに始めて、
あれほど消えて欲しいと願っていた
火事が勝手に消えていきます、
不安や不足感の立ち位置から幸せを望むのではなく、
幸せの立ち位置に移動してから幸せを望む。
たったこれだけですが、
不安や不足感に釘付けになっているときは、
なかなか難しいかもしれません。
しかし、本当にこれだけです。
一つだけ注意点があります。
幸せの立ち位置に移動してから幸せを望むとき、
不安や不足感を消そうとせず、
幸せを増やそうとして下さい。
ゆっくり紅茶を飲むのでもいいですし、
川沿いを散歩するのでもいいですし、
少しだけ自分にご褒美をあげるのもいいです。
問題に焦点をあてるのではなく、
問題が解決した先の幸せに焦点をあてるということです。
そうすると、類は友を呼ぶかのごとく、
幸せがどんどん引き寄せられてきます。
今回はここまでにします。
長文にお付き合いくださりありがとうございました。