みなさんこんにちは、
今回は、引き寄せの法則について
参考となるエピソードを紹介します。
このエピソードは全著「乗り越えられない統合失調症を乗り越えるために必要だった2つのこと」
でも紹介しました。
僕が幼稚園に通っていたときのエピソードです。
それは幼稚園の冬の遠足だったと思います。
幼稚園の皆でソリ遊びができる雪山のある遊園地に行くことになりました。
僕は前日、雪山でソリ遊びをすることがとても楽しみで
ワクワクしていました。
ソリ遊びってどんな感じなのだろうかとソリ遊びをしているところを夢に描くような感じで、
楽しみにしていたのを覚えています。
そして、当日、バスは遊園地に着きました。
僕のワクワクは最高潮に達しました。
皆で遊園地の中を列を作って歩いていきました。
前方に少しずつ雪山のようなものが見えてきたときのことです。
ふと横を見たら様々なアトラクションの中に、
なんとお化け屋敷が見えたのです。
僕はお化けや幽霊が大の苦手でした。
その瞬間、僕はギャーと大泣きしました。
周りの皆はソリ遊びを楽しみにしている中で、
僕一人だけが泣き始めました。
そして、周りの皆が遊園地の説明を聞いている中でも
僕は一人泣き続けて、
付き添いの大人の方が必死に僕をなだめてくれました。
僕はお化け屋敷が遊園地から消えることを望みました。
でないと、怖くて心からソリ遊びを楽しめないからです。
しかし、僕がいくら泣いてもお化け屋敷が遊園地から消えることはなく、
反対に、前日に夢にまで描いたソリ遊びのことは僕の頭の中から簡単に消えてしまいました。
僕の頭の中は、「お化け屋敷が遊園地から消えて欲しい」という思いでいっぱいになっていました。
前日に夢にまで描いたソリ遊びが
たった一つのお化け屋敷によって
簡単に壊れてしまいました。
結局、僕はひとしきり泣いた後、
遠足も終盤に差し掛かった頃に、
付き添いの大人の方に促されて
お化け屋敷に怯えながら
何回かソリ遊びをするだけにとどまりました。
つまり、お化け屋敷という現実によって、
ソリ遊びという夢は、文字通り大部分が夢の中に消えてしまったのです。
実は、このエピソードは引き寄せの法則の
エッセンスがたくさん詰まっています。
キーワードは
「望む現実」と「望まない現実」です。
このエピソードは、一見他愛もない子供のエピソードのように見えますが、
幼稚園児の僕は、一体何を引き寄せたのでしょうか?
次回からは、このエピソードを詳細に紐解いていきたいと思います。
長文にお付き合いくださりありがとうございます。